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粉体塗装

粉体塗装とは、粉末状の塗料を用い、製品に付着させ焼き付けることで塗装が完成されます。
安全性、耐食性などに優れており、また塗料の再利用が可能なため塗料ロスが大きく軽減されます。ナカオ金属工業では、粉体塗装をいち早く取り入れる事で、技術力を大幅に蓄えております。
・1コート1ベークで高性能・高膜厚の塗膜が得られる「紛体塗装」を採用しております。
・量産に適したコンベア式と、大物の塗装が可能なバッチ式のブースをそれぞれ用意し、柔軟な対応ができるように備えております。
・前処理には防食性に優れた「リン酸亜鉛処理」設備があるため、強い製品をご提供可能です。
・重塩害対策の塗料も開発したため、紛体塗装での重塩害対応も可能、防錆対策もお任せください。
防錆力を調査するため塩水噴霧機を導入しており、1年~数年後という条件に合わせた塗装もご提案できます。 また、皮膜化成処理の工程では防錆力を損なわないよう、リン酸亜鉛のポイントを定期的に管理し、塗装の品質を維持できます。
プレス(成型加工)

粉体塗装の作業

プレス(成型加工)
ハンガーに製品を取り付け、塗装処理をおこなっていきます。一度に大量の塗装ができることも粉体塗装のメリットです。
プレス(成型加工)
前処理が終わり、乾燥炉で乾燥させたあと、粉体塗装ブースで塗装をおこないます。細かい箇所は手作業にて塗装をおこないます。
プレス(成型加工)
静電気によって付着した塗装を、焼き付け乾燥炉にて塗装を完成させます。

粉体塗装の強み

高品質、強い防錆能力
その1:高品質、強い防錆能力
粉体塗装による完成塗膜は、塗料に使用される高分子樹脂の特性により高膜厚で優れた塗膜強度、化学薬品性、耐食性、耐候性を保持しています。さらに、もともと粉体塗装は「さび止め塗料」として普及したという歴史があります。溶剤塗装に比べ塗膜が厚く、さらにピンホールなども少ないので、粉体塗装された金属は空気に触れにくい、つまり錆びにくいという特徴があります。ガードレールやエクステリア用品など耐候性が求められる製品にも適しています。
高品質、強い防錆能力
その2:強い塗膜
粉体塗装の場合1回の塗装で40~150ミクロンの塗膜をつくることができます。これは溶剤塗装よりはるかに厚く、それに加えて塗膜自体の強度もあります。自動車やガードレールなどにも使用されるため、キズに対しては非常に強い塗装といえます。さらに耐熱性、耐油性にも優れているので自動車部品などの過酷な使用にも耐えうる強い塗装といえます。
高品質、強い防錆能力
その3:環境にやさしいエコ塗装
粉体塗料は有機溶剤を全く使用しないので、中毒や火災などの塗装作業におけるリスクが低減できます。また粉体塗料は揮発することがないことに加えて塗料自体の回収も可能なので、塗料のロスが非常に少ないのも特徴です。大気汚染や汚水の問題もクリアした、環境にも生態系にもやさしいエコ塗料です。
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